旅をする
2012.04.25 *Wed
箱根に旅行してきました。
旅行といっても人によって重視するものが違うんだろうな。
温泉とか、歴史とか、その土地ならではの風景とか、
なにか新しいものを求めているつもりなんだけど、
結局、あれもこれもと時間を費やしているうちに、
一日が終わってしまうのですね。
なかなか堪能ができないのが、
ちと残念です。
旅行といっても人によって重視するものが違うんだろうな。
温泉とか、歴史とか、その土地ならではの風景とか、
なにか新しいものを求めているつもりなんだけど、
結局、あれもこれもと時間を費やしているうちに、
一日が終わってしまうのですね。
なかなか堪能ができないのが、
ちと残念です。
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ポケットにライ麦を
2012.04.22 *Sun
![]() | ポケットにライ麦を (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) (2003/11/11) アガサ・クリスティー 商品詳細を見る |
「投資信託会社社長の毒殺事件を皮切りにフォテスキュー家で起こった三つの殺人事件。その中に、ミス・マープルが仕込んだ若いメイドが、洗濯バサミで鼻を挟まれた絞殺死体として発見された事件があった。義憤に駆られたマープルは、犯人に鉄槌を下すべく屋敷に乗りこんだ」
ラストが切なすぎる!
推理面に関しては、他の作品に比べれば少し弱かった気がする。
でもそれ以上に、最後の数ページで感情が揺さぶられた。
そういう意味で心に残る作品かも。
大体のミステリーといえば、誰もがそれをするのに不可能な状況で殺人事件が起きる、というのが定石なのかな。だからアリバイとかトリックで殺人を可能な人物を割り当てる。でもクリスティーの場合は誰でも犯人になりえる、というのが結構多い気がするな。だから殺り方や犯人さえも実は千差万別で、部分部分を変えてしまえば、別の人物が犯人になりえるのではないかな、と。
そういうわけで「最後まで疑われない人物が犯人」という法則に従って読み進めていったのだが……。パラ見した時、うっかり犯人の名前を見てしまったという失態を犯してしまった。あちゃー。
逆に、かえって犯人の行動の真意が読みとれて、それはそれで面白く読めた。
クリスティー作品、次はなにを読もうかな。
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世界に一人でもいいから
2012.04.15 *Sun
たった一人だけでもいいから、
自分のことを理解してくれて、
自分を応援してくれて、
自分も高めてくれるような、
また、自分も相手にそうしてあげられるような、
そんな人をみつけられたら、
私たちの観測する世界の色は、
鮮やかに変わっていくのではないだろうか。
自分のことを理解してくれて、
自分を応援してくれて、
自分も高めてくれるような、
また、自分も相手にそうしてあげられるような、
そんな人をみつけられたら、
私たちの観測する世界の色は、
鮮やかに変わっていくのではないだろうか。
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CATEGRY : ごみ箱
ミミズクと夜の王
2012.04.13 *Fri
![]() | ミミズクと夜の王 (電撃文庫) (2007/02) 紅玉 いづき 商品詳細を見る |
「魔物のはびこる夜の森に、一人の少女が訪れる。額には「332」の焼き印、両手両足に外されることのない鎖。自らをミミズクと名乗る少女は、美しき魔物の王にその身を差し出す。願いはたった一つだけ。「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」。死にたがりやのミミズクと人間嫌いの夜の王。全ての始まりは、美しい月夜だった。──それは、絶望の果てからはじまる小さな少女の崩壊と再生の物語」
残酷なエッセンスのある童話、といった感じ。
本音をいってしまえば、主人公ミミズクのラリった口調に、なんか親近感持てないかも、と懸念を抱きつつ読み進めました(笑)。が、ミミズクの過去が明かされ、さらにはフクロウに対する一途な想いに、思わず感情移入。まぁ、記憶喪失になって、いつの間にかラリった口調が治ったというのもあるのですが。
ありがちといえばありがちな、けれど、主要な登場人物のほとんどが、自分よりも他者のために動き、物語を紡いでいるその様子が、なんだか自分には美しいように思えました。
ただ、フクロウがミミズクを気に入っていく過程が判らなかったのが、ちと残念。
また国の設定もちょっと曖昧かな、と。うーん、いくら聖剣に選ばれた騎士とはいえ、一国の王に常時その態度はどうなんだろう、という気もしなくもない。また、聖騎士と聖剣の乙女の特権というのも、なんか政治的な発言権を与えたらまずいような気もするけれどなぁ。
この物語の続きがあるそうですね。
常時本がたまっているので、いつになるから判らないけれど、読んでみたいな。
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花神(下)
2012.04.09 *Mon
![]() | 花神 (下巻) (新潮文庫) (1976/08) 司馬 遼太郎 商品詳細を見る |
「百姓が武士に勝った。幕長戦での長州軍の勝利は、維新史の転換点となり、幕府は急速に瓦解へとつきすすむ。この戦いではじめて軍事の異才を発揮した蔵六こと大村益次郎は、歴史の表舞台へと押し出され、討幕軍総司令官となって全土に“革命”の花粉をまきちらしていく。──幕末動乱の最後の時期に忽然と現れた益次郎の軍事的天分によって、明治維新は一挙に完成へと導かれる」
あー、終わっちゃった……。
歴史小説はじめてなので、そんな一抹の寂しさを覚えました。
どうしてこんな長編を読めたかといえば、やはり蔵六の人間的魅力に依るところが大きかった。
や、多分、近くにいたら「なんやねんこいつ」とか思ってそうだけど(笑)、たとえば江戸城における西郷との無言対決とか、そういったコメディ的なものが上・中・下巻、随所に散りばめられていて、飽き性の自分といえどもぐいぐい引き寄せられるものがあった。
イネとの恋愛模様は、なんだろう、イネの女の情念ってものがひしひしと感じられました(笑)。
また蔵六に関しても、仕事で家に帰らないところなんか、今のリーマンと通じるところがあったり。
琴の、本心では寂しいのだけれど、結局は冷めた態度になってしまったのも頷けるような……。
西郷隆盛を筆頭に薩摩がいずれ反乱を起こすと事前に予測したのは凄いかと。
ただたんに討幕が目的ではなく、市民平等の社会を見据えたうえ(蔵六にとっては理想ではなく予言みたいなものだったんだろう)で軍の基礎を作り上げたり、人心を心得たうえで戦術を練ったり、そこらへんはすごく巨視的にものをみれる人なのかな。なのに、自分の周囲のこととなると、とんと考えが及ばぬっていう。
天才と変人は紙一重というけれど、まさにそんな人なんだな。
「わしの一生は、どうも寒かった」
が、印象的だった。
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